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『王女の男』に登場した宮廷庭園の石橋は、「七夕伝説」にまつわる〝愛の橋〟

  いよいよ始まりました「王女の男」、比較的時代劇の場合は韓国で人気があったものは、日本でもかなり期待できるので今後の展開が楽しみです。
24話完結なので、テンポよくイライラなしのドラマ展開がされそうってところが、自分みたいな短気な野郎にはもってこいのドラマかもしれません(笑)
だけど、どうもNHKさんの吹き替えには辟易ですねえ、特にあの世子の声ったらまるっきりアニメの少年だっせ、とにかく吹き替えが全体的な雰囲気をぶち壊してる気がしてならないのは自分だけですか?

  さてさて、その「王女の男」開始後の一発目は、見事な庭園を見せていた「広寒楼(クァンハルル) 」の話題からいきたいと思います。
ただし、その庭園やら全てを含めた「広寒楼」は次の話題に持ち越しさせていただいて、今日のところは見事な風景を演出していた池に架かる長い石橋の話題にしたいと思います。

  ちょうど昨日は七月七日の七夕でしたから、話題としてはとってもタイムリーだと思うのですが…[わーい(嬉しい顔)]

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  王女たちが渡っていた長くて見事な石橋、名前を「烏鵲橋(オジャッキョ)」といいます、なんとまあ難しい漢字ですが、日本語では〝うじゃくきょう〟と読みます。
烏鵲(うじゃく)とは鳥のカササギ、韓国ではカラスの代わりにやたら目にする白と黒の鳥の名前です。
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なんでこんなカラスの親戚の名前が付けられてるのか(?)と調べましたら、そこには意味があったんですよねえ、それが七夕(たなばた)に関わることなんです。
  古代中国に、カササギは〝七夕の夜に橋を作る〟という伝説があって、そこからこの橋の名前は由来しているようです。
自分が読んだものにはどこにもそんなことは書いてありませんでしたが、多分そうだと思います、という、いい加減無責任なおいらですが、多分正解だと思いますよ、なんたって韓国ってけっこう古代中国の伝説を取り入れています。
  そして何よりも、この庭園自体が天空を表現している庭園なんです、そして空にある川と言えば(?) んだ、「天の川」ですよねえ、そんでもって七夕の夜にカササギが橋を作れば、渡るのは彦星さんと織姫星さん、この織女と牽牛の伝説自体が古来中国のものなんですねえ。
ということで、カササギが作った橋という意味があるということになります。
  
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  回りくどく書きましたが、この「烏鵲橋」は天の川に架かる橋を表現しているものらしいのです、だけど天の川は年に一度しか渡れませんが、こちらの天の川に架かる「烏鵲橋」は、いつでも何度でも渡ることができます。
そして韓国では知らない人はいないといわれる、「春香伝」という愛の小説の舞台として有名な場所なんだそうです。
  そんなことから、文明が進んだこの現代でも、恋人達を結ぶ〝愛の橋〟として、それこそ愛を育む都市伝説のパワースポットとして語り継がれている橋でもあるんです。
恋人同士を結びつけるだけじゃない、夫婦和合、言い換えれば子宝も授かるというとっても有り難い橋だそうで、年に一度以上渡れば子供が授かるそうですよ、お年寄りのご夫婦なんかは一度渡るくらいにしとかなきゃ大変ですよねえ、80過ぎて子宝にめぐまれちゃったよーって(笑)
  一説には、処女でない女性が渡れば橋が崩れるなんて言い伝えもあったりするそうで、昨今の事情を考えたらとうにこの橋は崩れ去ってます[ちっ(怒った顔)]
でもこれは無いっしょ、それじゃ夫婦和合と噛み合わんだろうってことになっちゃいます[たらーっ(汗)]

  なんにしても、早い話が〝縁結び〟&〝子宝祈願〟というところ、過去の逸話から結びつける都市伝説のスポット、どこの国でもこういうのはおんなじみたいですね[わーい(嬉しい顔)]

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  なんでもこの石橋は幅が2.4メートル、長さが57メートルもあるそうで、韓国の庭園に架けられた石橋としては最長の長さを誇っているそうです。
しかも、広寒楼などの建物は壬辰倭乱(イムジンワラン)で消失して1626年に復元されてますが、この「烏鵲橋」だけは最初の1419年当時のままの姿を残しているといいます。

  「王女の男」は韓国の伝統的な美しい姿を映像の中で随所に見せてくれるようです。
その最初ともいう美しい伝統庭園の姿、そしてそこに架かる石橋は、古い〝七夕伝説〟にまつわる韓国を代表する石橋だったのです。
そして昔も今も変わらない愛の願いが込められた橋でした。

  では今日のところは「七夕」の翌日ってことで、それにまつわる橋の話題にしましたが、次回は「広寒楼(クァンハルル)」苑自体を話題にしたいと思います。 



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