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「善徳女王」の父「真平王」も美室(ミシル)の愛人???  【当ブログの最終回】

  ドラマ「善徳女王」の元となったのが『花郎世記』という記録だというのですが、この記録は、元々は日本の宮内庁書陵部に秘蔵されていたのを、朴昌和と言う人物が密かに書き写していたとされる筆写本が、1989年に見つかったものなんだそうです。
ところが偽物だと主張したりする人も多いらしく、その真偽は定かでないらしい。
だったら日本の宮内庁にあるのか? あったら確認すれば済むことなのに…と思うのだが、その辺はどうなってんの(?)っておいらのような凡人は思ったりする。

  それはともかくとして、「三国史記」や「三国遺事」、そしてこの「花郎世記」
前のページで書いているように、真平(チンピョン)王の三女とされる善花姫は「三国遺事」にしか登場してこない人物なのだが、それとは逆に「花郎世記」にしか登場しない人物がいる。
それがドラマ「善徳女王」の人気者「美室(ミシル)」だ。

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  「花郎世記」によれば、あのドラマ「善徳女王」に描かれているように魔性の女性で、花郎を掌握していた権力者となっている、そんな歴史を左右する人物が、他の歴史書には登場してこないというのは、善花姫以上にミステリアスな話しだと言える。
  自分のような凡人が、歴史家の間でも論争になっているものに割り込むような知識はないので、そんなことは置いといて、「花郎世記」に描かれているミシルがとっても興味深い、とは言っても歴史的な高尚な興味ではなく、凡人は凡人らしく(?)スキャンダラスな面がとっても面白い。

  ドラマで描かれていたように、才知と美貌の持ち主だという女性ミシル、生まれは540年代だと推測されている、これは弟のミセンが550年生まれとなっていることから推測されているらしい。
そして没年もよくわかっていないらしく、こちらも推測するよりなく、「花郎世記」に最後に登場している612年以降の数年らしいということだ。

  このミシルのほぼ7~80年の生涯での男性遍歴が凄い!(笑)
おいらにはこっちの方が凄く興味がある。
若かりし頃から熟女になるまでの間に記録されている相手が7人、その内訳は夫が一人に愛人が六人となっている。
  まず夫は「世宗公(セジョンゴン)」という人物で、六代目の風月主(プンウォルジュ)、早い話が花郎のリーダーです、ドラマを見ていた人はよくご存知と思います。

  そして愛人として名を連ねるのが、お馴染みの「斯多含公(サダハムゴン)、こちらは五代目の風月主です。
  次が、薛原郞(ソルファラン)、この人は七代目の風月主です。
ここまでは花郎の風月ですから、花郎のリーダーの五代目から七代目までを掌握してたってことで、ドラマの花郎を我が物にしていたってことが納得できますよねぇ。

   これからがもっと凄いんです。
 24代国王の「真興(チヌン)王」、ドラマのイ・スンジェお爺ちゃんですね。
 それから、「铜轮=銅輪太子(ドンリュンテジャ)」、この人は真興王の息子であり、真平王の父親なんだそうです。
 お次が、25代国王の「眞智(チンジ)王」、これがドラマでイム・ホが演じていたミシルに廃位された王様です。
 そしてなんと、ドラマではマヤ王妃ひとすじだった「眞平(チンピョン)王」、善徳女王の父親ですよ、この人もミシルさんと情を通じた仲だったんです、と、「花郎世記」ではなっとりますようで[わーい(嬉しい顔)]

   花郎のリーダーが三人、そして24代から26代の国王の皆様が、このミシルさんの魔性に呑み込まれたっていうか、毒牙にかかっていたというか、魅力の虜になっていたらしいってことで、これが本当ならドラマのように、新羅がミシルの手中にあったって不思議ではないですよねえ[ふらふら]と言うよか、そんなにも男を虜にする女性に一度お目にかかってみたいものだ[ハートたち(複数ハート)]


  話は少し変わりますが、ミシルの存在が書かれていた最後が612年で、善徳女王が即位したのが632年ですから、善徳女王にミシルが反乱を起こすなんてことはちょっとばかり考えられないわけです。
  実は、ドラマの中でミシルが起こしたとなっていた反乱は、父王である「眞平王」の時代の631年のこと(年代的にはドラマに合致してます)。
その反乱を起こしたのが、ドラマの中で、〝ミシルが命〟という感じで動いていたこの二人、
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「柒宿(チルスク)」と「石品(ソクプム)」だったらしいですよ、でもこの反乱は失敗に終わって、チルスクはすぐに処刑され、ソクプムは一旦は百済に逃げ延びたものの、妻子を迎えにきこりに変装して新羅に戻ったところを捕まってしまい、やはり処刑されたんだそうです。
ドラマのように壮絶な最期の死闘は実際にはなかったようです。

  それにしても、「花郎世記」に描かれたミシルと、実際に歴史に残る反乱なんかをうまく繋げて、しかも後のピダムの乱の主役もミシルの息子に仕立てたり、本当にうまくドラマにしていたものです、感心してしまいます。


  ということで、この「自由気ままな韓国一人旅」というタイトルのブログは終了させていただくことにしました。
ただ、ファイルの容量の制限が近いということと、最近はドラマの話題の方が中心になってきてますから、タイトルなどを一新させて、韓国の話題+αでの出直しを考えています。

  この「自由気ままな韓国一人旅」を読んでいただいた皆さん、ありがとうございました。
しばらく休んで新しいタイトルのブログでまたお会いしましょう![手(パー)]

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